着物という選択肢

浴衣は自分でも着るけれど、およばれ用の着物の着付けは帯とヘアセットがあるのでプロにおまかせしたい。

そもそも着物を保管しておく場所がありません。祖母の世代の着物簞笥を思い返しても、すっかり洋風になった生活の中いったいどこに置けるのか。

もちろん手持ちのドレスも考えたけれど春夏向きのものばかり。サイズの合わなくなった華やかなジャケットは業者さんに送り出してしまったし、靴やバッグをあわてて探したところで必ず満足いくものと出会えるとは限らないし。

よくよく考えた末、せっかく冬のおめでたい席なので(汗をかかない時期!)着物にするのもいいかもしれないと、神戸・大阪のレンタル店を検索した haco* です。予想以上にお店があることを知り、とても新鮮でした。

当日の朝に着付けとヘアセットできるのが望ましいだろうと丁寧に情報を見ていった結果、関西では三宮・梅田・心斎橋に店舗のあるグループが条件に合ったので、おおよそ利用日のひと月前から見学を開始。

着物らしい古典柄の絞り風

そもそもカラーを学んだ仲間の慶事なので、似合わない色を着ていくということがチャレンジャーすぎると、何よりも「似合う色」を重視して選ぶことにしました。

袖の長さに逡巡もありましたが、私をよく知る人生の先輩からの力強い「まだOK」との応援や、店員さんからの「成人式で着ていないなら、ぜひ着られるうちに。(顔立ちが変わったら)あとは一生、訪問着か留袖ですよ」との後押しもあり、それも一理あると納得してしまいました。

お茶席に良さそうな訪問着

当日の朝、予約時間の5分前に到着しましたが、大勢の年輩のお客さまがメイクアップとヘアセットと着付けに入っていらして、少し押しました。仕上がり時間に30分ほど余裕を持って予約していたので大きな問題にはなりませんでしたが、かなりあせってしまうので次からは1時間くらい余裕を見たほうが安心かもしれません。

メイクは基本的に自分で、コンシーラー代わりに他のリピート品の購入時にいただいたサンプルのリキッドファンデをちょんちょんつけたり、慶事の着物なのできちんと発色する口紅を使いました。乾燥しにくくてお気に入り。試着時は普段着メイクのため、リップはグロスだけでそれほど発色するものは使っていません。肌が弱く、金属アレルギー対応の口紅でも痛くなるので、化粧品販売員さんもかなり慎重なすすめかたになります。

ぜひ春に着てみたい色柄

袱紗を実家で管理してもらっているのをすっかり失念していて、せっかく足袋や肌襦袢などを家族間レンタルしたのに伝えていなかったため、前日になって大判のハンカチにアイロンをかけて代用することに決めました。

今回のことで購入した化粧品は、ちょうどきれかけていたルースパウダーと欲しかったハイライター、さすがにひかないわけにはいかないアイライナーホルダーの4点。普段のアイメイクは淡いアイカラーとカールキープマスカラだけなので、私にしてはがっつりフルメイクでした。アイラインは肌に優しくてもう少しパンダになりにくいものがあったらな(ざっくり調べたらLOOKMEKATEスーパーシャープライナーがいける金属アレルギーさんもいる模様。試してみよう)

店舗にロッカーがあり、服なども預けられるので会場近くでのレンタルはやはり便利。もちろん合わせたい帯が出払っていたり(実はこれで着るものが二転三転して大変でした!)自分が着たい日に予約が入っている可能性もあり、全部を思い通りにできるとは限りませんが、概ね満足度が高いような気がします。

感想は「また何か機会があったら、積極的に着よう」です。楽しい世界の扉が、また開けました。これからは観光地での着物でお散歩プランなども、ぜひ利用してみたいと思います。

この記事を書いた人
haco*

haco*

横浜生まれ、横浜育ち。東京造形大学美術学科卒業。 Webデザインインストラクターやディレクション、広報などを経験。 インテリアコーディネートやカラーコーディネートも学び、香りはもちろん目で見ても身を置いても心地よい空間づくりを目指しています。

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