この世界の片隅に

静かに着実に、じわじわと味方を増やしていくような話題の映画「この世界の片隅に」先週半ば、ちょこっと時間を作って観てきました。オープニングから柔らかなコトリンゴさんの音とボーカルで、映画の世界へ緩やかに誘われます。

映画への愛情が感じられるようで、たまに行くとふわっと居心地が良いシネリーブル。梅田(スカイビル)・神戸(朝日ビルディング)ともに、建物も館内も綺麗。のんさんは話題作に出演している印象があると耳にして、そういえば「あまちゃん」も面白かったなぁ。

やっぱり観ていると大笑いしたりほろっと泣きそうになったり。優しくて丁寧で、ふわっと寄り添うような、他人事じゃない映画。現実として過去の歴史にあったことなので、ひたひたと、じわりじわりと、忍び寄る「どうしようもなさ」が胸に迫ります。

それでも面白くて、本当にいい映画。

観ながら、祖母が「いい着物は全部、戦争中に食べ物に変えてしまった」と言っていたのを思い出したり。家族全員を生き延びさせるために、農家さんへ行っては食べ物に交換していたとか。持っていることの強さを感じた最初の記憶かも。

大人になってあちこち行くと、もっと持っている環境があることを知ったり。そう、闇市を仕切っていた人たち。生産者により近く食料調達が容易でガッツのある人は、おそらくその当時かなり豊かになったと思います。

ミニマリストって平和だからできることなのかもね、人間の理想を信じられるからできることなのかもね、と思いながら。明日は「お片づけ座談会」です。

この記事を書いた人
haco*

haco*

横浜生まれ、横浜育ち。東京造形大学美術学科卒業。 Webデザインインストラクターやディレクション、広報などを経験。 インテリアコーディネートやカラーコーディネートも学び、香りはもちろん目で見ても身を置いても心地よい空間づくりを目指しています。

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