伯爵 綽綽(はくしゃく・しゃくしゃく)展

12/15(日)神戸・海岸通りの『ギャラリー2』へ行ってきました。こちらは中之条ビエンナーレ凱旋展とのことでした。

その前日、ウラ中津の忘年会にて子豚の丸焼きを前に(!)墨と精油の共通項に意気投合した書家の田面遙華さんが、展覧会クロージングパーティーにて書のライブを行うとのことでしたので、前日のお約束通り墨の香りと展覧会のイメージに合いそうな精油を携えてお伺いしました。

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遙華さんと haco* 2人で相談しながら調香中

『伯爵綽綽』とは、歌人 北夙川不可止さんと書家 田面遙華さんのユニット『伯爵と魔女』に、画家の有坂ゆかりさん、造形作家の宮本洋子さん、音楽家の柿田龍丸さんが加わったユニットで、中之条ビエンナーレ2013でデビュー。北夙川さん(ニックネーム:伯爵)の短歌にインスピレーションを得た、ジャンルの異なるアーティストによる作品展でした。

海岸通9番地にあるチャータードビルヂングの2階ギャラリーは、鉄材を用いた白い壁面が印象的な美しい空間でした。隣の小部屋では中川千早さんによる音の展示をされていたそうで、そこの壁面もベニヤの断面を積み重ねた材に白い漆喰が素敵な質感でした。

 

前日に遙華さんから「(墨の素材の煤)松煙と油煙では墨の色や香りが違う」ことなどをお聞きしていたので、どの精油が合うか楽しみに考えておりました。

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ライブ書、かっこいい!

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伯爵が詠んだ歌をその場で書き上げていきます
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今回の香りのコラボについてお話しました

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書と香りを楽しむみなさん
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今回の香りの数々

この時期は、やはりフランキンセンスは外せません。アトラスシダーウッドとクラリセージなど、どこか豊かであたたかみを感じさせる深みのある香りに、パチュリーの墨汁のような香りで、落ち着きつつ柔らかな居心地のよさを感じられるようにまとめました。それは私の感じた遙華さんのイメージでもあります。

それぞれ、心や身体の浄化・呼吸を深め・心を慰める、精神力のもと、多幸感、感情のバランスをとる、等いわれています。

 

ギャラリーの雰囲気・不思議な展示の世界・静かに香りたつ空間…と、私の目指している活動のひとつ『香りのライブ・香りのアート』が目の前で具現し、とても幸せな時間の中で得難い体験をさせていただきました。

ライブが終わってからは、ギャラリーにいらした作家さんやお客さまと、ゆっくり香りについてお話をしながら、それぞれのかたにお好みの香りを名刺につけてお渡しできました。こういったコミュニケーションがとれて、本当に嬉しかったです。いつかまた様々な形で、みなさまと香りとアートのコラボレーションができますように。

2013-12-18

いまも名刺は香っていますでしょうか

書のライブに香りとのコラボレーションを快諾してくださった遙華さん、それをおもしろがって自由におやりなさいという雰囲気で見守ってくださった伯爵、本当にありがとうございました。

また、一緒に興味を持って楽しんでくださったみなさまに感謝いたします。

※即興で歌を詠まれた伯爵の解説によりますと
『瓦斯燈に手をかざしたし暮れなずむ舊居留地に凩の吹く』
とは…
「ガス灯に手をかざしても日の暮れた旧居留地は木枯らしが寒いね」
というような意味、だそうです。

この記事を書いた人
haco*

haco*

横浜生まれ、横浜育ち。東京造形大学美術学科卒業。 Webデザインインストラクターやディレクション、広報などを経験。 インテリアコーディネートやカラーコーディネートも学び、香りはもちろん目で見ても身を置いても心地よい空間づくりを目指しています。

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